美女の心理とステレオタイプ
「本当にわかる心理学(日本実業出版社)」に、「面接官の心理」ってあったんですよね。要約すると以下。
「面接官の採否に関する権限が大きいと、ステレオタイプに頼る」
※)詳しくは「本当にわかる心理学(日本実業出版社)」を読んでくださいね。
http://ishizakihideho.sblo.jp/article/42269121.html
少し詳しく書くと、面接官が、採用するか採用しないかの決定を決められる強い立場なら(つまり、強い権限を持っていれば)、「女性=性の対象」なる「偏見」でモノを判断しやすくなる(つまり、ステレオタイプでモノを判断しやすくなる)って話です。
この面接官とステレオタイプの話って、他の心理学の本でも見かけるのですが、この本を読んでいて、突然、今までずっと疑問に思っていたことが氷解しました。それは何かといえば、「美女」の心理です。
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美女の心理とステレオタイプ
美女のうち、自分が美女だと認識できている人は、初対面のときの、ほんの些細なことで、「この人ダメ」「この人OK」なんて決めつける人が多いんですよ。
たとえば、食事のときに、だらしがなかったり、気が利かなかったりすると「だらしない→仕事ができない」、つまり「将来の生活が困る」なんて思うようです。
酷い人だと、「長男OK、B型NG、共感しないのはNG……」みたいなポリシー?みたいなものを持っていたりして。これが不思議でたまらなかったんですよね。
だって、人間って、いろいろな面があるので、初対面の、どうでもいいような些細なことから、その人の人格はわからないじゃないですから。
※)とりあえず、長くつきあってみないと、その人の味がわからないってのは、私にとっては常識です。
でも、なぜ、そんな些細なことで……しかも、決まって選ぶのは「お金持ち」「寡黙+共感」なんですよね。なぜに!?って思っていたのですが、本を読んでいて、突然、謎が氷解しました。
美女って、男性が群がるので、男性を選ぶ権限がありますよね。つまり、面接官でいうと、採否の権利が100パーセントあるわけですよ。だからステレオタイプ(偏見)で、モノを判断しやすいのではと。
たとえば以下。
お金持ち→品がいい、生活にゆとりがあるのでガツガツしていない
寡黙+共感→人の気持ちがわかる(→自分を大切にしてくれそう)
私は専門的に心理学を学んだわけじゃないので、この美女の心理は、あくまで私の予測ですけど、ああ、そういうことだったんだと思った次第です。