写真販売サイトと、写真素材サイト
「現地の様子をリアルに伝える」というコンセプトで、国内観光サイトを作成しています。
そういうコンセプトですから、カメラについては、まったく気をつかっていませんでした。
で、観光サイトの写真を撮るついでに、ホームページのヘッダーに使う写真も撮影していましたが、これもまた、気をつかっていませんでした。
でも、「少しはいい写真にしたい」「将来的にはpixtaで写真販売もしたい」と思い始めて、先日、ミラーレス一眼を買ったんですね。
で、将来のために、どの程度のレベルの写真なら販売できるのか調べてみました。
すると、その途中に、pixta以外にも、写真を販売できるサイトがあることがわかりました。
たとえば、以下。
・iStockphoto
・Fotolia
・Shutterstock
・TAGSTOCK
さらに調べると、面白いことがわかりました。
それは、写真販売サイトで、写真を販売しているほとんどの人が、月額1万円も稼げていないらしいとのこと。これらのサイトでは審査に通らないと、写真販売できないので、写真のレベルはそこそこ高いはずなのに、その程度しか稼げないのです。
さらに写真について調べていくと、もっと面白いことがわかりました。
それは、写真の著作権フリーのサイトがどうやら繁盛しているっぽいとのこと。
(人のことを言えるような腕ではないのですが)これらのサイトにある写真は、素人っぽいのも多いのですが、繁盛しているのです。
そして、これらのサイトに掲載されているのは、Google adsense。
そうです。
みなさんには、おわかりでしょう。
きっと、これらのサイトは儲けています。
というわけで、プロに近いレベルの写真を販売しても、月額1万円程度が関の山なのに、素人の写真でも、著作権フリーにすれば広告で稼げるのです。
人は、リスクを負いたくないので、「無料で提供→ビジネスにつなげる」というのを嫌い、「有料で販売」を選んでしまいます。でも、結果的には、無料で提供した方が稼げることが多いのですね。
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時間の進歩とともに陳腐化していくからフリー!
ただ、中には「著作権フリー」というのに抵抗を感じる人もいることでしょう。
こういう有名どころのサイトはリンクウェアでさえありませんから、タダで、著作権を放棄することになりかねません。だから、多くの人は「有料で販売」を選択するのでしょう。
でも、ここで注意すべき、心理があります。
それは、人には、一度、手にしたものは価値があると思い込んで手放したくなくなる心理です。
写真は、カメラの進歩とともに、急速にキレイになっていっています。
きっと、今、デジタル一眼レフで撮影したキレイな写真も、10年後は、グーグルグラスみたいな、オモチャのようなものでも撮影できるようになることでしょう。
つまり、時間の経過とともに、写真の価値は、急速に劣化していっているのです。
でも、多くの人は、撮影した写真を「自分の作品」「価値がある」と思い込み、手放したくなくなり、ほとんど売れないのに、写真を有料販売してしまうのです。
急速に写真の価値が下がっている事実。
pixtaなどで販売できない事実。
これを考えると、「無料で公開→広告収入」の方が美味しいのですけどね。
ただ、pixtaでかなり稼いでいる人もいるそうですし、このページにあるのは、あくまでネットに転がっている情報ですけどね。
ちなみに、写真販売ですが、「Shutterstock」が有望だそうです。
Shutterstock海外のサイトなので、「日本らしい写真」を販売すれば売れるのではと思っていて、いつかチャレンジしたいな、と。
誰か、ぜひ、チャレンジしてみてください。
ただ、文章は英語だそうなので、英語力が必要ですが。
こういう国内では売れなくても、海外では売れるものがあるので、日頃から英語を勉強しておくといいですよ。