商売、恋愛…あらゆるものに通じる仕組み
「ほんと、同じ仕組みなんだなー」
そう思った話を。
前にチラッと書いた「ボロ儲けしている悪徳商法の手口」ですが、ものすごくシンプルに書くと、以下ですよね。
・販売テクニックに弱い人を見つける
・販売テクニックを駆使して売りつける
なぜ、これでボロ儲けできるのか?
たとえば「石崎が川原で拾ってきた石ころ」を「500万円」で販売していたとしましょう。
誰か買います?
買う人がいれば、是非、連絡をいただきたいですし(笑)、今なら、なんと100万円に値引きしますが(笑)、誰も買いませんよね。
でも、人間100人いれば、1人は「販売テクニック」に弱い人がいて、そういう人は、「こんな商品買わないだろう」というものでも、販売テクニックを駆使して販売すると買ってしまうそうなんです。
※)100人に1人っていうのは、あくまで例えです。
その販売テクニックに弱い人をどこで見つけるのか?
それが「リスト」です。
「過去に、同様の詐欺商品を購入した人のリスト」を手に入れれば、同じように販売テクニックに弱い人が多いので、効率よく売ることができるというわけです。
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女性を口説くテクニックも同じ
さて、よく男性雑誌などで、「女性××人とチョメチョメ(表現が古いですね(笑))したテクニック」や「キャバ嬢××人を口説いたテクニック」などを見かけます。
で、その記事を、要約すると以下です。
・口説きやすい女性を探す
・テクニックを駆使して口説く
口説きやすい女性はどこにいるのかといえば、(私は行ったことがないのですが)クラブらしいです。
口説きやすいキャバ嬢は、どこにいるのかといえば、私は行ったこともなければ興味もないので、忘れてしまいましたが、記憶では、地方で、しかも何か特徴がある子が口説けるって書いてあったような……。
それは置いておいて、口説きにくい女性を一生懸命、口説くんじゃなく、口説きやすい女性を探して、狙い打てば、効率がいいってことですねー
さて、この2つの話、以下ですよね。
・ボロ儲け=販売「数」をこなしている
・××人とチョメチョメ=女性の「数」をこなしている
・キャバ嬢を口説きまくっている= 〃
そうです。
共通点は「数」です。
しかも、「大量にこなす」です。
何か大量に数を出したいときって、同じ仕組みを使うんですねー
・説得しやすい人を探す
・テクニックを駆使して説得する
こうすると、効率がよくなって、1つ説得できると、同じ説得手法で、どんどん実績ができあがっていくという仕組みです。
だから、数をさばけるのでしょう。
さて、怪しい例をあげてきましたが、実は、これって、怪しいものだけに通じる話じゃないんですね。
一般の企業も同じです。
・自社製品を買う確率が高い人を探す
・販売テクニックを駆使して販売する
たとえば、自社商品に「30代」「既婚女性」向きの化粧品があったとします。
これを買う確率が高いのは、もちろん、「30代」「既婚女性」ですよね。
そういう人がいそうな場所は、たとえば、発言小町とかでしょうか。
そこに広告を打つわけです。
で、販売テクニックを駆使して、販売ページを作っておけば、効率的にどんどん販売できるというわけです。
これは化粧品に限らず、車、テレビ……あらゆるものに、使われている手の一つです。
要は、大量に売りさばくとき、マーケティングの知識が根本にあるということです。
だから商売のやり方が似てきて、どの業界の人と話しても、結局、似たような話になるんですね。
結局、社会って、どれも「人間」を相手にするので、そうなってしまうんでしょうねー