アフィリエイトとステルスマーケティング
最近、食べログのクチコミ操作がニュースになりましたよね。
いわゆるステルスマーケティングですが、食べログだけじゃなく、あちこちで展開されています。
で、ステルスマーケティングといえば、アフィリエイトが思いつくのではないでしょうか。
実際、とあるアフィエイターが声高に、「体験談、レビューを書きましょう」って言っていましたし、見本市なるものもしています。
それこそが「正統」なアフィリエイトだと主張したいんでしょう。
でも、これって、消費者から見れば、ステルスマーケティングそのもの。
嫌悪される「やらせ」そのものですよね。
だって、広告を掲載する人が、悪口を書かないですから。
しかも、これって、アフィリエイターをカモ…というと、言葉が悪いですが、本来は販売員であるアフィリエイターをお客として捉えている側面も否定できないですし。
「正統」なアフィリエイトとは、企業にとって都合のいいアフィリエイトなんでしょう。
いくら正当性を主張したところで、消費者無視していると、いつか駆逐されていくでしょうね。
個人的に、正統なアフィリエイトって、比較サイトなどじゃないかなと思うんですよね。
で、そういう企業や商品を比較をしたページをASPが用意して、広告も自動的に張り替えてくれて、あと、もっと楽に提携できれば、もっとアフィリエイトは進歩すると思いますが、企業との関係を考えれば難しいでしょうし(企業が嫌がる)、実際問題、稼ぐとなれば、SEOで…(モゴモゴ)…ですから、容易に実現はできないんでしょうね。
それを考えれば、アドセンスは、かなり公正で、かつ、広告を掲載する人の負担もないので、あそこまで広がったのかなと。