強制クッキー

悪徳な手法で稼ぐアフィリエイターの話です。「してはいけない」という啓蒙目的で公開しているので悪用しないでください。
というわけで、今回は強制クッキーの話です。

スポンサードリンク

広告を作成しなくても稼げるという文言に注意

「強制クッキーって、強制的にクッキーを食べさせること？」なんて、思ってしまいますが、違法アフィリエイターの話です。

アフィリエイトは「クッキー」という仕組みを使っています。
たとえば、私が作成したアフィリエイトの「広告バナー」があったとします。
この広告バナーをクリックした人が、実際に、商品を購入すれば、私に報酬が入りますが、普通は、私の作成した広告バナーをクリックした人が、商品を購入したかどうかわかりませんよね。そこで、「クッキー」を利用します。
つまり、私の広告バナーをクリックした人のPCに、たとえば「ID551」のようなIDが付与されます。
で、もし、Aさんが商品を購入すれば、「Aさんが商品を実際に購入＝ID551が商品を実際に購入」、つまり、「石崎の広告バナーをクリックした人が実際に商品を買った」ということで、私に成果がつくのです。

だから、アフィリエイトは、「クッキーをふませることがすべて」といっても過言ではありません。

そこで、昔から、強制的にクッキーを付与させる手法があります。
具体的には、普通は広告バナーをクリックしないと、クッキーが付与されませんが、ページを開くだけで、クッキーを付与させるというものです。

クッキーを発行されようと、発行されまいと、読者（消費者）にとっては、どちらでもいいことです。
しかし、広告主にとって、この行為は「たまったもの」ではありません。
また、アフィリエイトを仲介しているASPにとっても、許せない行為といえます。
なので、この手法をすると、アカウント停止されて、下手をすると広告主から訴えられることもありえます。
ちなみに、以下のような、うたい文句の情報商材を見かけます。

・アフィリエイトのリンクを作成しなくても（広告を掲載しなくても）、成果が発生する

この文言があれば、強制クッキーの可能性がありますので、ご注意を。

※悪徳な手法は対策を講じられて、すぐに通用しなくなるのが世の常なので、この記事にある手法は、すでに「過去の話」になっていることもあります。しかし、決して実行しないでください。悪用厳禁です。このような悪徳な手法を薦めている情報商材があるため、「コレはしてはいけない」と啓蒙するために記事を公開しています（何も知らずに悪徳な情報商材に騙され、その情報商材にある通りにして、被害をこうむることをなくすために公開しています）。