何故、外国為替保証金取引なの?
何故、外国為替保証金取引なのか。
そもそも外国為替保証金取引で、収入を得るには主に2つの方法があります。
1.長期:スワップ目的(利息目的)
2.短期:為替差損益目的
株投資だと、上記2と同様の収益を得ることができますが、上記1のような利息はつきません。
しかし、外貨取引だと上記1のように利息が付きます。しかも、前回にも書きましたが、金利が高い通貨を選べば、年利30%は当たり前のようにつきます。
この高金利がスゴイのです。
どういうことでしょうか。
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複利の威力
こんなにうまくはいかないものですが、もし年利30%をキープできれば次のようになります。
1年目:100万円
2年目:100×1.3=130万円
3年目:100×1.3×1.3=169万円
4年目:100×1.3×1.3×1.3=220万円
5年目:100×1.3×1.3×1.3×1.3=286万円
5年で資産は3倍になります。つまり、高金利通貨をスワップ目的で運用するだけで、資産は倍以上になるわけです。
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なぜ高金利を得られるの?
なぜ、このような高金利を得られるのでしょうか。
大雑把に説明します(正確ではありません)。
1.例えば「ドル・円」の場合、アメリカと日本の間に「金利差」があります。
今、日本って超低金利じゃないですか。しかし、アメリカでは金利が上がりつつあります。つまり、両国で、金利差があるので、ドルを買っている状態を維持すると、金利差分だけの利息が得られるわけです。
2.保証金取引では、実際は賭けるお金の数倍のお金を運用しています。
例えば、10万円の保証金を支払っていれば、100万円の資産運用をしていることになります。つまり、10万円のお金で100万円分の利息を得ることができるのです。なので、必然的に、利息が高くなるんですよね。
※)もちろん、100万円分の為替差損益も生じます。
詳しくは以下のサイトに書いています。
外国為替証拠金取引
金利って何で決まるの?
金利って何で決まるのかというと、大雑把にいうと「景気」です。
金利が低いと、借金の利息も低くなります。つまり、借金してまで色々な設備投資をしようと思う企業が増加します。そうすると、景気はよくなっていきますよね。つまり、景気が悪いときは金利を引き下げるのです。逆に景気がよくなれば、景気を引き締めるために金利をあげます。
今の日本はこの超低金利から抜けることができないといわれています。当分、金利を上げないので、他国との金利差が拡大していく一方です。なので、その分、スワップも高くなるので、今、外貨取引が熱いですよ!
長期間、外国為替証拠金取引をするリスク
スワップ(利息)目的で、外国為替証拠金取引をするということは、長期間、資産運用するということでもあります。だから、その分、為替差損を被るリスクも高くなります。
なお、外国為替証拠金取引は、取引は簡単・明快です。
少し用語を知るだけで、取引ができるようになりますし、24時間取引ができます。
ただ、博打みたいな側面もあるので、余裕資金がないと取引してはいけないですよ。インターネットで稼いだお金を使うなど、減っても生活できる資金で取引をすることをお勧めします。