メルマガは儲かるのか?読者数7000人の場合
2004年現在、読者数が約7000人くらいのメールマガジンを発行しています(2005年では1万部)。趣味で発行していたのですが、読者数が増加してくると、欲が出てきて、色々な広告を入れ始めました。
この記事では、私の「メールマガジンの広告収入」についての体験を告白します。
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広告の配置
現在、以下の広告を入れています。
1.ヘッダー(メルマガの最上部):クリック型広告×1枠
※)企業から直接交渉があれば、1の代わりにその広告を入れます。
2.メルマガ中盤:成果型広告×1〜3枠
3.フッター(メルマガの最下部):クリック型広告×1枠
※)企業から直接交渉があれば、1の代わりにその広告を入れます。
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ヘッダー(クリック型広告)
ヘッダーでの広告のクリック単価は、なんと30円!1クリックで30円ですよ?7000部もあるので、さぞ稼いでいるのでは?と思いましたか?現実はそんなに甘くないです。
ごく稀に、「当たり」の広告があれば1回の配信で15クリックくらいありますが、通常は1回の配信で、1〜5クリックしかないのです。つまり、1回の配信で、数百円程度の収入しか入ってこないのです。
クリック率を計算してみました。
・(1回の配信で1〜5クリック)÷(7000部)×(100%)=0.01〜0.07%
クリック率の高い広告でも……
・(1回の配信で15クリック)÷(7000部)×(100%)=0.27%
ものすごくクリック率が低いのがわかりますよね。でも、なぜ、こんなにクリック率が悪いのでしょうか。答えは明白です。
私の発行しているメールマガジンと全く関連のない「運命が変わった」などの怪しい広告か「金融」の広告しかないためです。当然、クリック率が低いですよね。自分のメルマガのコンテンツと同系統の広告なら、クリック率は高くて儲かるのですが。
ヘッダー(直接交渉)
企業から、広告をのせて欲しいという「直接交渉」が、ごく稀に来ます。
この場合、自分で広告代を決めることになるのですが、あまりに高く設定すれば断られますし、低く設定すると損します。そこで、「相場」を参考にします。
通常の広告会社では、大体、発行部数に対して、0.8円/部くらいをとっているので、0.3〜0.5円/部にしているメルマガが多いようです。つまり、相場は、発行部数に対して「0.3〜0.5円/部」になります。つまり、私の場合、「7000部×0.3〜0.5円/部=2100〜3500円」となります。つまり、一回の広告で「2100〜3500円」程度の収入が入ってくることになります。
結構、美味しいですよね。しかも、これ以外にも以下の広告代が入るのですよ。
2.メルマガ中盤:成果型広告×1〜3枠
3.フッター(メルマガの最下部):クリック型広告×1枠
※)企業から直接交渉があれば、1の代わりにその広告を入れます。
でも、発行部数が多くて、しかも企業が興味を持ちそうな分野のメルマガでないと直接交渉はきませんが。
メルマガ中盤の広告
メルマガ中盤の成果型広告ですが、今の状態では、正確に測定できません。というのも、サイトと密接に連結しているためです。しかし、やはりメルマガ経由の成果は結構なものになっていると感じます。いずれにしても、メルマガは顧客を囲うことができるので、稼げるツールだと思います。
フッターの広告
最後に、フッターですが、正直当てにしていないので、正確に測定していません。しかし、1ヶ月で1000円程度の収入になっているようです。しかも、私のメルマガと関連の少ない広告しか載せていないにも関わらずです。意外にメルマガの最下部まで読んでいる方がいるのですね。有り難い話です。