1クリック4分の1の法則とトップページ

週刊誌では、雑誌の表紙に記事の見出しが書いてありますよね。
見出しに「あの大物女優S.Tが、ついに離婚!?」なんて書いてあると、普段買わない週刊誌を思わず買うこともあるのではないでしょうか。

確かに表紙の見出しは大切のようです。
ホームページ・ブログでも「1クリック4分の1の法則」というものがあるそうです。

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1クリック4分の1の法則

以下のように階層が深くなればなるほどアクセス数が減るという法則です。

・トップページのアクセス数:1000
・トップページから1クリックで行けるページのアクセス数:250
・トップページから更に1クリックしないと行けないページのアクセス数:63

階層の図

つまり、ホームページ・ブログでも「表紙=トップページ」が大切ということではないでしょうか。
トップページのデザイン次第で、自分のブログ・サイトを読んでもらえるかどうか決まるということです。

芸能関係のサイトで、トップページの見える位置に「女優S.Tが脱いだ?」なんてリンクがあればクリックしてしまいますしね(笑)そして、とりあえず、そのサイトをブックマークに入れてしまいます。

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トップページをよくする為にすべきこと

多くのサイトにて以下が大切だと言っています。要約すると「開きやすくて、見やすいトップページが良い」ということでしょうか。

・トップページを見やすく整理する
・「見出し」と「最新記事」の位置を考える
・トップページの容量を小さくする
・音楽なんていれない(未だに音楽を入れる人がいるようですね)

確かに大切だとは思うのですが、それがすべてではない気がします。

※)音楽入りのページについて
あるサイトへのリンクをクリックしたら、パソコンが固まったように動かなかったことがあります。何が起こったのかなと思っていれば、数秒後、サイトが開いて、音楽が鳴ったんですよね。音楽が原因か……と、ちょっとむかつきました。皆が皆とは言いませんが、こういう音楽入りのサイトって嫌いな人は多数います。
「音を切ればいいじゃん」というかもしれませんが、それはサイト作成者のエゴなんですよね。例えるなら、ガンガンに音を鳴らされたので、文句を言うと、「耳栓すればいいじゃん」と言われたのと同じ理屈です。「何故、あなたのサイトの為に音を切らないといけないの?」と思ってしまいます。始めは音楽がオフになっていて、音楽のオン・オフを操作できるサイトならいいのですけどね。

実際の商売で考察してみる

あるテレビ番組で「何故、ドンキホーテは、繁盛しているのか?」について特集していました。「激安だから」繁盛しているわけではないらしいです。「宝物を探す感覚で掘り出し物を探すことができる」ので繁盛しているそうです。確かにドンキホーテは、商品が全然整理されていなくて、正直、ものすごく見難いですが、何か掘り出し物もあるのでは?と思ってしまいますよね。
逆にコンビニでは商品が整然と並んでいて、とても買いやすいですよね。物が乱雑に置いているドンキホーテと全く逆です。でも、コンビニも繁盛しています。

一見、ドンキホーテとコンビニは、全く逆の戦略を打ち出しているような感じを受けますが、実は根本は同じなんですよね。

・ドンキホーテは、乱雑に商品を置くことで、色々、商品があれば掘り出し物があるのでは?という人の「心理」をうまくついています。
・有名な話ですが、コンビニの商品の並び方って、人の「心理」を考え抜いて、あのような配置になったそうです。

両方とも人の「心理」をうまくついて、成功しているわけです。

トップページを見やすくするだけでいいの?

最近、トップページを、テキストリンクだけにして、表で整理したようなサイトが増えてきたような気がします。そして決まって、「ここを更新しました」というページもあるんですよね。ものすごく見やすくて、まさに至れり尽くせりのページです。

でも、本当にそれだけでいいのでしょうか?

このようなサイトの場合、一度、ザッと読んだら、後は更新したところを知らせるページしか見なくなります。ある期間、更新がなかったりすると、ブックマークから消します。私が2回以上訪れるサイトって、常に新しい情報が流れていたり、掲示板などの読者が参加できるような仕掛けがあるんですよね。また面白いフラッシュなどがあったりして。

1クリック4分の1を、1クリック2分の1に変えるために、単にトップページを見やすくするのではなくて、「読者の心理を考えること」が大切なのではないでしょうか。

アフィリエイト系サイトのように、1回しっかり読んでもらって、色々なものに登録してもらえば終わりのようなサイトだと、新規のお客を獲得することに力を入れればいいんですけどね。

ちなみに、トップページを軽くすることには大賛成です。

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