こんなアクセスアップ方法は嫌だ!

一時期、ものすごく熱中していたテレビ番組がありました。その番組は以下のような内容だったと思います。
※)かなり昔のことですので、正確なことは忘れてしまいました。

1.無人島にて、10人くらいで共同生活をします。
2.一定期間後、「誰をクビにすべきなのか」を多数決にて決定します。
3.そうすると、人数が減っていって、最終的には1人になります。その最後まで残った人が、多額の賞金を得られます。

この番組の何が面白かったのかというと、多数決にて落とされない為に、派閥を組んだり、派閥同士で人を引き抜いたり、裏切ったり、裏切られたり…… つまり「人間同士の争い」が面白かったんですよね。ドロドロしていて。
※)ちなみに、多くの場合、能力がある人が最後まで残る訳ではなく、「無害な人間」が最後に残っていました。現実社会と同じですよね。

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掲示板の人間関係もドロドロしている

もう一つ。

一時期、「掲示板を見ること」に、熱中していた時期もありました。掲示板の何が面白いかったのかというと、これも「人間同士の争い」なんですよね。ある人が過激な意見を言うと、それに別の誰かが反応して、また更に過激な意見を言ったりして。2人の言い争いかと思って見ていれば、更に「別の人」も現れて。でも、その「別の人」は、実は、片一方の「自作自演」だったりして。

本当に、メチャクチャです(笑)

「所詮、ネット上の話」だと考えずに、本当に熱くなる方もいて、益々楽しくなっていくんですよね。

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人の争いを便乗すればアクセスアップできる

前置きが非常に長くなりましたが、ようやく本題です。多く人は「人間同士の争い」を見たり、参加するのが非常に好きです。
だから、「人間同士の争い」を「故意」に起こすと、簡単に人を集められます。これは先ほど紹介したテレビ番組がヒットしていたことや、言い争っている掲示板に人が集まることを考えていただければ、納得していただけると思います。

・別の例
どうしても納得できない方に別の例を紹介します。芸能界でも「言い争い」で、連日、週刊誌に取り上げられて、知名度を上げた方もいましたよね。

「あの人は、このような悪口を言った」「じゃあ、こちらは名誉毀損で訴えてやる!」というように、時間がたてばたつほどドロドロになっていけばいくほど、記事の数も多くなっていくんですよね。このような事件が芸能ニュースになるのも「言い争い」が好まれるネタだからではないでしょうか。

最近で言うと「ライブドア」「楽天」の争いなんかも、世間の注目が集まっています。
※)昔、こういう話題がありました。

「ライブドア」対「楽天」ではなくて、実は「ライブドア」対「楽天を影で操っている渡辺オーナー」だという噂も錯綜したりなんかして。ちなみに、私は、チケットを無料でもらっても野球球場に行かない人間なのですが、この話題に関しては興味津々で、「後から横入りしてきた楽天が選ばれたら、野球を見ない」なんて話しています(笑)

これをブログのアクセスアップに利用すると……

別のブログの「辛らつな批判」を書いて、その記事を相手のブログにトラバックを送りつけたりすると、アクセスアップになるのではないでしょうか。辛らつな批判を書かれて黙っている方は少ないと思います。
※)「悪口」ではなくて「辛らつな批評」ですよ。
※)例えば「トラバックする記事にはリンクが必要」などの記事に「トラバック先にリンクを求めるのはどうなのだろうか」などの記事をトラバックするような感じです。

うまくいくと、「言い合い」が始まりますよね。
更に「言い合い」が発展していくと、第三者も、その争いに注目し始めます。

その第三者も熱い方なら、どちらかを援護の記事を書くでしょう。すると、また、別の人が……なんて感じになることが多いかと思います。こうなれば、ものすごくアクセスアップすると思いませんか?多方面のブログに「辛らつな記事」を書いて、トラバックすると、一気に、有名ブログの仲間入りするかもしれません。
※)もちろん、どちらかのブログにアクセス数がないと駄目ですし、また私のように何を言われても一切無視する管理人だと駄目ですが。

このアクセスアップの方法は長持ちしない

・テレビ番組
私は、1ヶ月もしないうちに、先ほど紹介したテレビ番組に対する熱は冷めていって、ついには「見るのも嫌だし、その番組の話を聞くのも嫌」の状態になりました。私だけではありません。今では、テレビには、その番組の「跡」すらありません。

・掲示板
こちらも、私は数日のうちに熱が冷めていきました。
また、時間が経っていくうちに、言い争っているスレッド(テーマ)自体への書き込みも少なくなっていき、ついには、誰一人、その掲示板に書き込む人はいなくなっていました。つまり「言い争い」は、短期的には爆発的に人を集めますが、すぐに飽きられてしまう運命にあるのです。

単に飽きられてしまうだけなら、まだいいかもしれませんが、「あそこのブログは言い争いが多くで読むのも疲れる」という風になってアクセス数が全く増えない事態も起きるかもしれません。また、こちらは「所詮ネットでの言い争い」と思っていても、ものすごく恨まれて、現実社会でも何かされることもあるかもしれません。

やはり、「言い争い」でアクセス数を上げるのではなく、「記事の内容」で勝負するべきだと感じる今日この頃です。

この記事を書いたキッカケ

最近、ブログをよく読むようになったのですが、結構、辛らつに他のブログを叩いているブログをよく見かけます。そのブログには「他のブログへの批判でアクセス数が増えている」「自分のブログの半分くらいは自分のブログを嫌っているブログ運営者からのアクセス」などと書いてありました。

確かに結構アクセス数が多かったですね。

初めは面白くて色々読みましたが、今では飽きてそのブログの名前すら忘れてしまいました。

ちなみに、「辛らつな記事を書いてアクセス数を上げる方法」は試さないことをお勧めします。私はこのようにアクセス数を上げる行為を「辛らつに批判」しているつもりです。もし、この方法を試すとしても自己責任の下でお願いします。私は一切、責任を持ちませんよ。

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