amazonの販売数を伸ばしてランキングをあげる方法
一部の著者と編集者が気になるのは、本の販売数。
そのうち、amazonのランキングが気になって仕方がない人もいるのではないでしょうか。
そういう、わたしは、4月25日に発刊される「ゼロから始める!大人のための中学英語(高橋書店)」を入れると、著書は13冊、出版プロデュースは2冊になりますが、未だに本の販売数が気になって仕方がありません(笑)。
だから、日々、amazonの販売数を伸ばす方法――amazonのランキングをあげる方法を調査しています。
そこで、今回は、その調査結果と自身の体験談を書きます。
まずは結論から書きます。
調査結果と、わたしの経験から、amazonランキングをあげる方法は、以下のいずれかではないか、と思います。
1.書店で派手に展開する。もしくは、人気作家の本。
2.amazonキャンペーンで仕掛ける
3.広告費をかける
4.ネット媒体の利用
5.口コミが広がる
このそれぞれについて解説していきます。
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書店で派手に展開する。もしくは、人気作家の本
どーんと平積みされたり、書棚の一面を埋め尽くすなど、書店で派手に展開されている書籍だと、以下の流れができるのだと思います。
書店で派手に展開されている
→お客が気になって書店で立ち読みをして、ポイントを使えるamazonで購入する
著者の立場として、これを起こすためには、以下のような出版社を選ぶ必要があるのでしょうね。
・派手に刷ってくれる(発行部数を多く刷る)
・書店においてもらえる力がある
具体的に、どの出版社なのか、心当たりはありますが、実名を出すと問題がありそうなので、この辺で。
ただ、概していえるのが、こういう出版戦略をとっている出版社の印税の条件は良くないということですかね。
他の著者たちからの話も総合すると、印税は貰えないと思った方がいいでしょう。
あと、人気作家の本ですが、発売されると、ネットで購入するファンもいますし、書店で派手に扱われるので、上記と同じ流れが生じるのでしょうね。
amazonキャンペーンで仕掛ける
amazonキャンペーンについては、以下のページに書いています。
※)あの人の本はなぜ売れたのか?(amazonキャンペーン)
ただ、現在では、amazonキャンペーンで仕掛けるのは、以下の理由で、やめておいた方がいいです。
・以前、わたしが仕掛けたときは、数日で200冊ほど売り上げましたが、仕掛けたところで、書店での実売数は伸びませんでした
・昔は、amazonランキングを見て、書店員が本を書店に並べてくれて、ランキングをあげる価値がありましたが、今は、まったく効果がありません
要は、amazonで1000冊売ったところで、「数万部」「十数万部」「数十万部」など、出版社に評価される数字には、とてもではないですが、届かないということでしょう。
広告費をかける
初版、増刷と、収入が入るたびに、広告費をかけている著者もいます。
広告費の使い先には、以下のものがあるようです。
・書評ブロガー
・PPC
・PR会社
わたしは、広告のかけどころを間違えたのか、効果が測定できなかったので、広告費を使うのをやめました。
ネット媒体の利用
ネット媒体がある著者の本であれば、キャンペーンをしなくても売れることもあります。実際、「基本にカエル英語の本」の発売のとき、ランキングがあがりましたし。
ただ、何冊目の著書なのか、他のネット媒体の協力があるのかなども影響します。
具体的には、著書が10冊、20冊もあれば、新刊が出てもネット媒体の顧客も買わないでしょうし、処女作のとき、新刊の告知を手伝ってくれた他のネット媒体も、告知してくれなくなるでしょうしね。
ちなみに、とあるビジネス書作家の裏側が垣間見えたときがありましたが、やはり著書の数が多いからなのか、ネットでは、それほど売れていませんでした(書店で売れているようでした)。
口コミが広がる
「基本にカエル英語の本」は、ネットで口コミが広がっているのも、ロングで売れている理由のひとつです。