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本の自炊の機材(FI-SV600、ADS-2000、PK-513LN)

我が家の荷物で多いのは、仕事で使う「本」。
それを減らそうと、本の自炊をはじめました。
このページでは、本の自炊で購入した機材――具体的にはドキュメントスキャナーと裁断機の使用感を紹介しています。
ちなみに、自炊した本は、読めればいいというスタンスです。だから、キレイにスキャンできるかどうかには興味がないのですが、読みやすさにはすこしこだわっています。また、主に一度目を通した本を資料として保存する目的なので、本の自炊にかける時間も最小限におさえたいと考えています。

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まずは、非破壊スキャン「FI-SV600」を購入

まず購入したのが、ドキュメントスキャナーの「SNAP SCAN SV600」。
非破壊なので本を裁断する必要はないこと、裁断機を購入しなくてもいいことの2点で購入を決めました。

ScanSnap SV600 FI-SV600
ScanSnap SV600 FI-SV600

たとえるなら、本の一枚一枚をデジカメで撮影していく感じでしょうか。
だから、ページを一枚一枚めくるのに時間と手間がかかってしまいます。慣れればテレビを観ながらでも作業できるようですが、時間をかけたくない、あとそもそもテレビもほとんど観ない、わたしには不向きでした。
当面はお蔵入り決定。
ちなみに、後述しますが、このドキュメントスキャナーを購入すると、Adobe Acrobatがついてきます。1万円ほどのソフトですが(詳しい価格は不明)、現在、かなり利用していますし、非破壊のスキャンもいずれ必要になるので買ってよかったと思っています。

ちなみに、今後、SV600でスキャンすることを考えて、つぎのものを購入しました。
どうやらペダルを踏むとスキャンできる設定にできるようです。
つまり、本を読みながらスキャンできると考えて購入したわけです。

ルートアール USBフットペダルスイッチ マウス操作対応 RI-FP1BK

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裁断機は「プラス断裁機 PK-513LN」を購入

裁断することにしたので、まず検討すべきは裁断機。
ただ、裁断機は、重いものだと本体が23キロもありますし、刃が大きくて危険ですし、大きいので保管場所にも困るという、やっかいなものです。
段ボール数箱分の本を電子書籍にすることが当面の目標だったので、つぎの手もありましたが、メリット、デメリットを考えると購入することにしました。

■裁断を外注する場合
・メリット:段ボールに本を詰めて業者に郵送すると裁断された本が送り返されてくるので、裁断機を家に持ち込む必要がありません。
・デメリット:本を詰めた段ボールは10キロ、20キロくらいあるのではないでしょうか。これを数箱、郵送するのは大変です。それが送り返されてくるわけですし。あと郵送料を加味すると、一冊あたりの処理費が結構かかるというのが、外注をやめた最大の理由です。
■裁断機をレンタルする場合
・メリット:裁断機が送られてくるので、一気に裁断して、裁断機を返却。だから、裁断機を長期間、家に置く必要はありません。
・デメリット:とあるレンタルの会社の裁断機は23キロとかなり重いので、それを短期間で郵送、返送するのはしんどいと思いました。別のレンタル会社の裁断機だと13キロなので許容範囲ですが、レンタル料金が高かったです。いずれにしても、購入したほうが結果、安くあがるというのが購入した理由です。あと、レンタルできる期間が限られていて、細切れ時間で裁断したい、わたしには不向きでした。
■購入する場合
・メリット:細切れ時間に裁断ができます。あと必要な期間、好きなだけ利用できます。利用しなくなれば処分してしまえばいいわけですし。
・デメリット:本体が結構大きいので保管場所に困ります。ちなみに、刃が危険というのは、安全な裁断機を買ったので気になりません。

というわけで、つぎの裁断機、プラス 断裁機(かんたん替刃交換タイプ)を購入しました。

プラス 断裁機 PK-513LN
プラス 断裁機 PK-513LN

安全性も高くて、13キロと他の裁断機よりも軽かったのが決め手です。
購入して利用した感じです。

・ずっと置きっぱなしにできる場所がないので裁断機は押入れに保管しています。だから裁断するたびに移動させる必要がありますが13キロという重さがよかったです。23キロあるものだと、かなりしんどかったと思います。
・思ったよりも刃に危険性を感じませんでした(購入する前は、むき出しの日本刀を家に置くくらいの危険性を考えていましたが、それは杞憂でした)。
・本体が軽いので、切れにくいとき本体が動いてしまい裁断面がズレてしまいます(仕上がりに影響します)。

まとめると、これでよかったな、と思いました。

ドキュメントスキャナーの「ADS-2000」を購入

裁断したあと、本をスキャンする必要があります。
裁断はあっという間なのでレンタル期間で一気にこなすことができますが、スキャンには時間がかかるため、レンタル期間でスキャンしきれないかもしれません。また、数をこなせないため、結果的に、レンタルにするとかなりのコストがかかってしまうことがあります(もちろん、自炊しようと思っている本の数次第で、わたしの場合は自炊する本の数がそこそこあります)。
そこで、ドキュメントスキャナーを購入することにしました。
で、ネットで調べていると、富士通、cannon、brother、エプソンと、プリンターのメーカーがさまざまなドキュメントスキャナーを出しているようで。
まとめサイトを読んだり、レビューを読んだりしていたのですが、サイトをつくったりレビューを書いたりする人は熱心な人が多くて、どうやらキレイにしたいようで。
「読めればいい」「できるだけ手間をかけたくない」「お金もそれほどかけたくない」ために、結局、つぎのものしました。

BROTHER ドキュメントスキャナー ADS-2000
BROTHER ドキュメントスキャナー ADS-2000

使用感ですが、プリンターみたいにサクサク、スキャンできていいです。
ただ、詳しくは別のページで書きますが、Adobe Acrobatがあったほうがいいように思います。

ドキュメントスキャナーの設定

というわけで、3月くらいに執筆しながら、自炊していました。
裁断はあっという間で、スキャンは紙切れにした本をセットしさえすればあとは自動なので、執筆がはかどりましたよ。


ただ、後々にすこし困った事態に陥りました。
それはつぎのページにて。

ちなみに、これらの機材で10万円ほどかかってしまいました。
著作権の問題で自炊業者に外注できませんが、外注だとOCRなしで1冊100円ほど。OCRをして200円ほど。
500冊から1000冊しないと元もとれない状況です。
500冊はしそうな感じですが、1000冊できるかなー

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