電子ブックリーダーかスマホかタブレットか?
仕事の資料の本を自炊をしています。
できあがった電子書籍は、OCR処理してHDDに入れて、必要になったとき検索して探そうと思っていましたが、処理に多大な時間がかかるため、後回し。
それと同時に、できあがった電子書籍のうち、ふたたび読むものを何で読むのかを検討してきました。
その手段はつぎの3つ。
・スマホ
・電子ブックリーダー
・タブレット
いろいろと調べていたのですが、結局、いくつか購入してしまいました。
というわけで、つぎのものを所有しています。
・スマホ(HW01E、画面4.5インチ)
HW01E
・電子ブックリーダー(PRS T3S、画面6インチ)
PRS T3S
・タブレット(nexus7、画面7インチ)
nexus7
・中国製タブレット(Superpad A10 改良版、画面10インチ)
Superpad A10 改良版
というわけで、これからそれぞれの使用感を紹介します。
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中国製のタブレットはバッテリーの持ちと映りに問題あり
Superpad A10 改良版は、画面が10インチ。
nexus7の7インチの画面と比べると、その大きさは歴然としたものです。
しかも、大きな画面の割には軽い。
しかも、USBスロット、SIMフリー(たぶん)など、かなり高機能で、おまけでキーボードもついていて、なんか、タブレットPCみたいな感じ。
それなのに、13500円(2014年4月時点)という破格の値段。
かなり期待していました。
しかし――。
購入したショップが不具合があるかどうかを調べるために充電してあったのですが、その充電で最低限のアプリを入れていました。
すると、何か画面が青っぽいような……。
昭和時代のビデオカメラのように画面がくすんでいました……。
そして、youtubeのアプリを入れて、youtubeを開いたらみるみる電池がなくなりました。
充電の減りが異常にはやかったです。
だから、充電しようとACアダプタを差し込もうとしたのですが最後まで差し込めず、充電ができませんでした。
なんだ、この不良は(笑)
初期不良で交換してもらうこともできましたが、ACアダプタは、すこしチカラを入れると折れてしまうほど細いので実用的ではなさそう。
USB充電もできるので、USB充電器を買うことしました。
ただ、画面の色彩がおかしくて、充電できないというのは、致命的。
というわけで、電子書籍を読むため、というよりも、Superpad A10 改良版はタブレットとしての資質がありませんでした。
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電子ブックリーダー、スマホ、タブレットの比較
※スマホにもタブレットにも「perfect viewer」を入れています。
■暗闇と屋外での利用
スマホとタブレットだと、画面が明るいので暗闇でも電子書籍を読むことができます。電子ブックリーダーも、付属でライトをつければ暗闇で読むことができます。
いずれにしても、暗闇で読むと目が悪くなりそうなので、比較しても意味がないのかな、と(そういう理由で、電子ブックリーダーのライトは必要性を感じなくて買いませんでした)。
屋外ではスマホやタブレットは画面が見えないときもありますが、電子ブックリーダーは読むことができました。
■目の疲れやすさ
スマホとタブレットだと、画面が明るくて目が疲れやすいですが、電子ブックリーダーは目に優しかったです。
ただ、電子ブックリーダーは(ライトをつけていないので)すこし画面が暗く感じますし、あと、光の反射軽減のシートを貼ったのですが、やはり反射が気になりました。
■見やすさ
画面の大きさに比例するので、タブレットがもっとも見やすいです。
■操作性
電子ブックリーダーも、スマホも、タブレットはそれほど変わりませんでした。
■重さ
短時間ならさほど気にならないのですが、読書は長時間に及びます。
軽いスマホと電子ブックリーダーは、この点ではタブレットに圧勝です。タブレットは時間とともにジワジワ重く感じていきます。
■容量
電子書籍の入れ替えをイチイチしたくないので、容量があるほうがいいのですが、それぞれの容量はそれほど変わりません。
・スマホ:microSDHCを買い足しても、32GB。
・電子ブックリーダー:同じく、32GB
・タブレット:16GB
しかし、kingstonのmobileliteなど、wifiつきのモバイルストレージを買えば、容量不足は一気に解決します。
kingstonのmobilelite
ここで、決定的な差がでます。
電子ブックリーダー、すくなくとも、PRS-T3Sはつなげることができないのです。
スマホとタブレットが圧勝的な勝利です。
■利便性
スマホやタブレットは、PDFファイルを直接書き込んでもいいのですが、電子ブックリーダー、すくなくともPRS-T3Sは、いちいち、PCから専用ソフトを通して電子書籍を移動させなければならないようです。
それが、また遅い。
利便性は、圧倒的にスマホとタブレットが優れているようです。
■電池の持ち
これは言うまでもなく、電子ブックリーダーが圧勝です。
結局、どれがいい?
結局、どれがいいのかは「利用する条件による」と思います。
■一台に集約
たとえば、ふだん持ち歩くものを少なくしたければ、すこし画面が大きなスマホを買って、そこに集約する方法が考えられます。
具体的には、スマホに自炊した電子書籍を入れるといいのではないでしょうか。
そうすると、ネット、メール、電話、電子書籍、動画もすべて一台でこなすことができます。便利です。
容量が足りなければ、kingstonのmobileliteが軽いので(wifiつきのHDDも持っていますが、重いです)、それに容量が大きなSDカードをさして持ち歩くといいでしょう。これはスマホではなくて、タブレットでも可能です。タブレットだと電話できませんが。
■kingstonのmobileliteに集約
スマホとタブレットを使っている場合は、kingstonのmobileliteに電子書籍を集約する方法もあります。
具体的には、kingstonのmobileliteに電子書籍のデータをすべて入れておきます。
そして、外出するときには、スマホとkingstonのmobileliteを持っていくと、電子書籍を読むことができますし、家にいるときは、kingstonのmobileliteがあれば、スマホでもタブレットでも電子書籍を読むことができます。
ちなみに、電子ブックリーダーも使いたい場合は、よく読む本だけを入れておいて、あとはkingstonのmobileliteにでも入れておくといいでしょう。本を読みたくなれば電子ブックリーダーをもっていく感じです。