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自炊したPDFがsonyのPRS-T3Sでは白紙になる

本を裁断してPDFにして、スマホ(F-11D)とsonyの電子ブックリーダー「PRS-T3S」で読んでみました。
すると、スマホ(F-11D)では問題なく読めても、sonyのPRS-T3Sでは白紙になっているPDFがあったのです。
なぜだろうと、思ってググると、なんと、PRS-T3Sでは、OCR処理をした電子書籍は閲覧できないとのこと。
これには本当に困りました。
だって、処理した本は既に廃棄処分していたので、スキャンのやり直しができなかったためです。
だから、OCR処理をなくして、ふつうのPDFにする手段を探していたのですが、PDFをOCR処理する手段はあるようですが、その逆がなかなか見つからなかったのですよね。
しかし、ようやく、その方法を探しだすことができました。

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Abobe Acrobatが解決策のひとつ

Abobe Acrobatがあれば、OCR処理したPDFを、ふつうのPDFに戻すことができるとのこと。
具体的には「表示→ツール→保護→非表示情報を検索して削除」の手順で、ふつうのPDFに戻すようです(これで透過テキストを削除できるようです)。
「またお金を遣う羽目になるのか……」と思っていたら非破壊スキャンのSNAP SCANのSV600を購入したときに、オマケでついていたのを思い出しました。
よかった、よかった。
これでようやく解決と思ったのですが、この処理に時間がまたかかるのです。
1冊あたり、30分はかかるのではないでしょうか。
20冊近くあるので、600時間。
OCR処理に莫大な時間を費やしたのに、それを元に戻すのにさらに600時間……。
かなり憂鬱になったのは言うまでもありません。
ただ、これで、sonyのPRS-T3Sでも読むことができるようになったのです。
※後々、ほかの方法でもこの問題を解決できることを知りました。それは別のページで書いています。

容量の問題もAbobe Acrobatで解決するも、またも時間が……

解像度が高いものを低くできますが、その逆はできません。
裁断してスキャンすると、本は破棄するので、あとになって「もうすこし解像度が高ければよかった」と後悔しないためにも、ドキュメントスキャナーの設定では、若干、解像度を高くしています。
そうすると、ファイルの容量が大きくなりすぎて、何かと不便なので、ファイル容量をちいさくしようと思っていました。
それも、abobe acrbatで解決できるようで。
「ファイル→その他の形式で保存→サイズが縮小されたPDF→最新のバージョンを選択」で、2分の1から10分の1になります。
Abobe Acrobatでファイル容量が大きなものだけ、ファイル容量をちいさくしているのですが、これも時間がかかるのですよね……。
1冊あたり30分はかかるのではないでしょうか。
というわけで、つぎの時間、無駄にした次第です。

・OCR処理:1冊あたり1時間ほど。
・OCR処理をなくす:1冊あたり30分
・ファイル容量を小さくする:1冊あたり30分

「これでようやく自炊をルーチン化できるようになる」と安堵したのもつかの間。
今度は、文字が薄くて読めない本がでてきてしまったのです。
その話は別のページにて。

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