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「駿河屋」と「ブックオフ」の比較

意外に綺麗好きなので、汚れが気になって、古本は手にしたくありませんでしたが、電子書籍リーダーを使うようになってから、興味をもちはじめました。
なぜなら、電子書籍にすれば汚くありませんし(ただ電子書籍にするまでは……)、なにより安価ですからね。
また、日焼けしている古本は電子書籍にしても品質は悪いのですが(茶色に焼けている部分が、コピー機でコピーしたときのような、ざらつきになります)、「読めればいい」と思っていますし。
というわけで、古本を探しにブックオフにいきました。
具体的には、コミック、ビジネス書、実用書を買いにいったのです。
その後、ネットで偶然「駿河屋」の存在を知りました。

リアル店舗の「ブックオフ」。
ネット通販の「駿河屋」。

いずれも古本を取り扱っているのですが、どちらがお得で便利なのでしょうか。
というわけで、ここでは「駿河屋」と「ブックオフ」のレビューです。

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コミックの古本なら、圧倒的に「駿河屋」

コミックの古本を探しに、はじめはブックオフをめぐりました。
2014年の相場では、最安値は1冊100円。
しかも、持ち帰るのが大変なのですよね……(もちろん重いからです)。

その一方で、駿河屋は、1冊50円ほどの古本もあります。
ネット通販なので、送料、代引き手数料が気になるところですが、1500円以上買うと送料無料、代引き手数料無料などのキャンペーンをしていたり、まとめ買いすれば20パーセントオフになるキャンペーンをしていたりします。また、タイムセールスなるものもあって、さらに安価になることもあります。
だから、キャンペーンを狙い撃って買えば、最安値で1冊27円で、しかも送料も代引き手数料も無料になることもあるのです。
「最安値が、ブックオフだと1冊100円。駿河屋だと1冊27円。たかが、100円と27円の差、つまり73円しかちがわないのではないか」と思うかもしれませんし、1冊あたりの価格で見れば、確かにちいさな金額だと思います。
しかし、10000円分の古本を買えば、7300円もちがうのです(ブックオフで1万円かかるものが、駿河屋だと2700円ですみます)。
駿河屋はブックオフよりも安価で、しかも家まで届けてくれるわけです。
圧倒的に駿河屋のほうが有利です。

駿河屋はネットの評判が悪いけど、それは本当?

はじめて駿河屋のネット通販のページを見つけたとき、やたら安かったので試しに購入したのですが(もちろん、代引きです)、そのあと気になってネットで駿河屋の評判を検索してみました。
その結果、かなりの悪評価……。
具体的には、つぎのように評価されていました。

1.発送まで、かなり時間がかかる
2.間違えた商品が送られてきた
3.ゴミレベルの中古品が送られてきた

ありえないですよね。
かなり心配していたのですが、実際に届いた商品を見て「杞憂」だとわかりました。

1.発送まですこし時間がかかりました。しかし、それでも2〜4日で発送されたので許容範囲ではないでしょうか。amazon、楽天、家電の販売店など、やたら発送が早いところに慣れている人がクレームを言っているだけだけだと思います。

2.商品が着いた直後に全品検品しました(ふだんは店のことを信用しているので検品しません)。しかし、まったく問題ありませんでした。駿河屋は利用者(お客)も多いようなので、確率論的に「事故」が発生して、事故があった人がネットに書いているのかな、と思いました。

3.1冊50円くらいの10〜20年ほど前のコミックを大量に購入しました。確かに古いですが、10〜20年前の本ですからね。ゴミというのは言い過ぎだと思います。ちなみに、1冊50円(割引で1冊27円)の10〜20年ほど前のコミックの古さをたとえるなら、年季の入った喫茶店に置いてあるコミックくらいの古さですかね。すこし臭います(笑)
また、1冊100〜150円の本は、当たり外れがあります。ただ、外れでも、そこまで古くはありません。
新刊に近い本だと、そこそこ状態はよかったです(ただ、ブックオフのほうが若干状態はいいと思います)。

というわけで、今、この記事を書いている時点までに3回、計2万円ほど、駿河屋から購入しましたが、何の不満点もありません。
ちなみに、新刊にちかい本だとブックオフのほうがいいかもしれません(まとめて購入すると割引があるときに購入するのなら駿河屋のほうがいいと思います)。

ビジネス書なら「ブックオフ」

「ホームレスが教える1億円稼ぐ方法」だとまったく説得力がありませんが、「ホームレスから富豪になったオッサンが教える1億円稼ぐ方法」だと読んでみる価値がでてきます。
つまり、ビジネス書でキモとなるのは、著者のプロフィールです。
だから、ビジネス書を買うときは、まずは著書プロフィールを見ます。
というわけで、「駿河屋」と「ブックオフ」の比較です。
まずは駿河屋ですが、ネット通販なのでつぎの労力をかけないと著者のプロフィールを見ることはできません。

・駿河屋で本を見つける
・著者名をコピーする
・著者名で検索する(googleで出てこなければamazonのページ)

面倒です。
しかも、駿河屋で価格調査をしていると、どうやら本の売れ行き、内容、テーマにかかわらず、発行年で価格が決められている傾向があるようで(あたらしい年のものは割高)。
というわけで、駿河屋は割高なうえに、著者のプロフィールを調べるのに手間がかかります。

一方、ブックオフ(実店舗)だと本を手にとることができるので、著者プロフィールはすぐに読めますし、価格も中古本の市場とそれほど乖離しているようには思えません。むしろ、安いと思います。
というわけで、ビジネス書を買うならブックオフ、それも都心のブックオフがいいと思いました。

結局、電子書籍を買うのが一番

わたしのように裁断機とスキャナーを買ってしまったのなら話は別ですが、もし持っていないのなら、電子書籍を買うほうがいいです。
裁断、スキャナーの手間はかかりませんし、日焼けして品質が落ちるということもありませんから(電子書籍はもちろん状態もいいです)。

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