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出版記念セミナーをする具体的な方法

前回、出版記念セミナーかパーティーか、どちらがいいのかについて書きました。
今回は、仮に出版記念セミナーをするとして具体的にどうすればいいのか、当日何を持っていけばいいのかなどについて紹介したいと思います。
というわけで、出版記念セミナーですが、簡単です。誰でもできます。

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セミナーの開催地を決める

大阪出身のわたしとしては認めたくはないですが(笑)、東京は日本の中心。

東京でセミナーを開催すると「全国」のイメージ。
商売が大きいイメージ。

一方、地方で開催すると「地方」のイメージ。
商売が小さいイメージ。

だから、つぎのいずれの場合も、セミナー開催地は東京にしたほうがいいと思います。

・本を売りたい場合(なぜなら本は全国で販売)。
・ネットで商品・サービスを売りたい場合(なぜならネットは全国が相手)
・オンライン講座やスクールをしたい場合(なぜならネットは全国が相手)

さらにいえば――。

全国レベルのひとが提供するもの=スゴイ。
地方レベルにとどまっているひとが提供するもの=そんなにすごくないのでは?

このように思われてしまうこともあります。
だから、本当にくだらないことですが「東京都内開催」というのが、案外大切ではないでしょうか。
※地方相手の商売の場合は、その地方で出版記念セミナーをしたほうがいいのは言うまでもないと思います。

セミナーの日時を決める

セミナーの日時を決めます。
これは自分が主催するセミナーなので自分の好きな日時を設定するといいでしょう。
ただ、1か月先「以上」に設定しましょう。
また、本の発売日の近くにしましょう。
事前に告知しないと集まるものも集まらなくなってしまいますし、本の発売から時間が経てばそれだけ新鮮味が落ちて人の集まりが悪くなるためです。

セミナーの規模を決める

セミナーの規模が大きく、会場が豪華だとセミナー受講生は「講師はすごい人にちがいない」と思いこみます。
そこで、セミナー会場を豪華にして、100名くらいは集めたほうがいいとは思いますが、ふつう、それほど集客できませんし、大人数を相手にするといろいろと大変なので「こじんまりと」とセミナーをするのもいいと思います。

ちなみに、わたしはセミナーの開催地、日時を決めたあと、メルマガなどでセミナーの告知をはじめます(開催地は「都内某所」などとしておきます)。
数日間の人の集まり方をみて、どのくらいの規模のセミナー会場にするのかを決めます。

セミナー会場を決めて予約する

わたしはネットで予約できて安価で使い勝手がいいところにしますが、箔付したいのなら料金が高くても綺麗な会場を選んだほうがいいです。
あとは、プロジェクターなどが使えるかどうか、使えるとすれば別途料金がかかるかどうかなども見ておくといいでしょう。
ちなみに、10名以下なら「ルノアールの会議室」がお勧めです。ただ、プロジェクターを使う場合は別途料金がかかるかもしれません(詳しくは公式サイトを見てください)。
めぼしいところが見つかれば、すぐに予約しましょう。
「後で予約しよう」と思っていると、ほかのひとに先を越されてしまうことがあるためです。
ちなみに、わたしはネットで予約できる会場にするため、ネットで予約します。料金は前払いのところもあれば、後払いのところもあります。

当日持っていくもの

・プロジェクターを使う場合はパソコン。ただ、万が一の事態、つまり動作しないことも考えておく必要があります。
・資料を人数分。プロジェクターが作動しないなど、万が一の事態にそなえて配布する資料はつくっておいたほうがいいとは思います。資料を作らない場合は、後述する「ネットプリント」にPDFのデータをアップしておくと不測の事態に備えられます。つまり、会場をあけたときに動作確認して動作しなければ、すぐにセブンイレブンにいって印刷して資料を作成というわけですね。
・名刺。ただ、名刺のメアドにスパムメールを送りつけてくるひともいるので、名刺には代替え可能なメアド(フリーメールなど。YAHOOフリーメールだと「如何にも」という感じがするのでGMAILが望ましい)を載せておき、住所や電話番号を載せておかないほうがいいです。
・必要ない可能性が高いですが、メモ帳とボールペンなど、何か書くもの。

※ネットプリント
富士通が提供するサービス。ネットにデータをアップしておけば、セブンイレブンの印刷機でプリントアウトできます。
というわけで、前日もしくは当日の朝にでも資料のPDFをアップしておいて、「予約番号」だけをメモ。資料が必要になれば、セブンイレブンで印刷。印刷しない限り、お金は発生しなかったと思います。
http://www.printing.ne.jp/

当日の服装

有名予備校の講師のなかには私服のひともいますが、それは有名予備校の「看板」があるため。
人は「第一印象」をかなり重視するので、スーツが望ましいです。

集客が難しいけど、少人数でも面白い!

詳しく書いたので、大変そうにみえるかもしれませんが、ようはセミナー会場を予約するだけです。
少人数であればハードルが低いので、少人数のセミナーをしてみるといいですよ。
少人数でもやってみると、案外、面白いですから。
集客が難しいのですが。

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