書店にある著書を見たいのなら、本が出版された直後!
念校ゲラを編集者に送ると、著者としての作業は終了。
※ひとによっては、出版記念セミナー、プレスリリースなどの準備があるかもしれませんが…。
本の発売の少し前に「見本」が郵送されてきます。
見本を手にとると、「ああ、本を出したんだな…」と感じることでしょう。著書が20冊近くになりましたが、さすがにこの瞬間はすこし感動します。
そして、本の発売日。
書店に著書が並べられている姿を見たいところですが…。
全国に1万店弱の書店。
初版部数6000部ならば1つの書店に5冊置いてもらうだけでも1200店舗でしか著書を見ることはできません。
9軒に1軒の割合ですねー
(補足)「1店舗あたり1冊にすれば6000店に並べられるのでは?」と思うかもしれませんが、多くのひとは平積み、面陳されている本しか手にとりません。棚に1、2冊あるだけだとまったく売れません。平積みや面陳するだけの冊数が必要なわけですね。
しかも、初版部数は絞られる傾向にあります。
だから、本を出しても自分の家の近くの書店では著書を見かけることはないといっても過言ではないでしょう。
(補足)話題の本は、あちこちの書店に派手に並べられていますが、それは初版部数5万部だとか10万部だから。あれだけいろいろな書店に派手に並べられるには、それだけの初版が刷られているわけです(よほどのことがないとこれだけ刷られることはありません)。
では、著書が書店に並べられている姿をどうやってみればいいのでしょうか。
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本の発売日の直後を狙え!
本がもっとも書店に並べられるのは、本の発売日直後。
それを逃すと、下手をすると二度と書店で著書を見ることがなくなるかもしれないので、時期は「本の発売日直後」。
どの書店に行けばいいのかは、出版社に聞くのが一番です。
「販促のために写真撮影したい。配本した書店を教えてほしい」といえば、たいてい、教えてくれますし。
というわけで、本の発売日あたりがイベントになるわけです。
もっとも、本を売ろうと思えば、出版記念セミナー、プレスリリースなどをしないといけない時期でもあるので、そのような暇はないかもしれませんが、それでもやはり苦労して書いた本を書店で見たほうがいいと思いますよ。