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ネット媒体の影響力の目安

一言でネット媒体といっても、様々なものがありますが、同じ「読者数100人」でも、それぞれで影響力が異なります(たとえば、twitterのフォロワー100人と、mixiのマイミク100人では、同じ100人ですが影響力が異なります)。そこで、ネット媒体の影響力の「目安」を書いていきます。
なお、影響力とは、たとえば「本を出版したときネット媒体で紹介すればどの程度、売れるのか」「商品・サービスをそのネット媒体で紹介したときにどの程度、販売につながるのか」などです。

同じグループごとの影響力

まずは、ネット媒体を同じグループに分けて、そのグループの影響力の目安を書いていきます。
ちなみに、ネット媒体の前についている番号は、ネット媒体の種類とその特徴の記事にあわせたものです。特に意味はありません。

<ホームページのグループ>
1.ホームページ(独自ドメイン)
2.ホームページ(無料サービス)
3.ブログ(ブログサービス)
4.アメブロ(公開されている記事)
5.ブログ(MT)
11.jimdo

これらのものは、同じグループですので、1アクセスの価値は同じです(アクセス解析の種類が同じであるという仮定。このことはネット媒体の種類とその特徴に軽く書いています)。ただ、読者がどういう経路でやってくるのかによって影響力は異なります。

具体的には、検索エンジン経由のアクセスの場合、ネット媒体の内容に合致したキーワードでやってきた読者(たとえば「熱帯魚の飼育方法に関するサイト」に、「熱帯魚の飼育方法」などのキーワードで検索してページを開いた読者)ばかりだと、多少は影響力があります。ただ、読者はあくまで検索してあなたのサイトにやってきただけです。サイト運営者のファンではありません。また、あなたのサイトを一通り読んだ後、違うサイトに移動して二度とあなたのサイトに訪れないかもしれません。だから、ページにあなたの著書を紹介していても、実売にはつながりにくいです。
ネット媒体の内容に合致しないキーワードでやってくる読者もいます(たとえば「熱帯魚の飼育方法に関するサイト」に、「熱帯魚好きな芸能人のリスト」のページを作ったら、その芸能人の名前で検索してきた読者がやってきた場合など)ばかりだと、全く影響力はありません。あなたのページは3秒ほどで閉じられてしまうことでしょう。

検索エンジン経由で、サイトに興味を持ちそうな人が訪れても1アクセス数。興味を持たないであろう人が訪れても1アクセス数です。

他にも相互リンク先から訪れてきた読者、他のブログで紹介されていて訪れてきた読者など、様々います。いわゆるネットサーフィンしていて訪れた読者というところでしょうか。また、トラフィックエクスチェンジのように全く意味のないアクセスもあります。

確実にあなたのサイトのファンは「ブックマーク」経由のアクセスです。アクセス数がブックマーク経由ばかりだと、あなたのサイトは影響力があるといってもいいでしょう。

なお、これらのグループの影響力の目安を知るには「アクセス解析」を設置して、アクセスを分析するしかありません。つまり、サイト運営者しか、影響力はわかりません。
(参考)たまに、アクセス数を表示しているサイトもありますが、そのアクセス数は誤魔化すことができます。また影響力を知りたいサイトがランキングサイトに参加していれば「IN」はある程度の目安にはなりますが、それも誤魔化すことができてしまいます(悪質なツールを使えば、ランキングを引き上げることは可能です)。

※)ホームページ、ブログ、アメブロでも影響力は異なりますが、長文になるので割愛させていただきました。

<メールマガジンのグループ>
6.メールマガジン(=メルマガ)
7.ステップメール(独自配信のメルマガ)

このグループは、どのようにして読者を集めたのかや、メール配信の頻度などによって影響力が異なります。
たとえば、懸賞企画などで購入したメールアドレスばかりだと、ほとんどの読者はメールマガジンを読んでいません。読者数10万部といっても全く影響力のないメルマガになります。
またメール配信の頻度があまりに頻繁であれば「迷惑フォルダ」に入れられている可能性もありますし、逆にほとんどメールを配信していなければメルマガの存在を忘れられていることもあります。こういうメルマガも影響力がないことが多々あります。

<twitterグループ>
8.twitter

これほど、フォロワー(読者数)の「数」がアテにならない媒体はありません。簡単にフォロワーを増やせるが故に、フォロワー1万人といえども、誰もあなたのつぶやきを読んでいない可能性があります。フォロワーの数を500で割った数値が、そのtwitterの影響力だと考えても差し支えないほどです。

<SNSのグループ>
4.アメブロ(アメンバー限定の記事)
9.facebook
10.mixi

アメブロのアメンバー、facebookの友人、mixiのマイミクは、どうやってつながったのかで、影響力は異なります。
ただ、本を出しても身近な人こそ買ってくれないものですし、身近な人に商品やサービスを紹介しても、なかなか買ってもらえないものなので、影響力はあまりないことが多いです。
また、これらのものもツールを使って、簡単に増加させることができますので、そうやって友人を集めた場合、「数」目当てで友人を集めている人ばかりの場合はほとんど影響力はありません。

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グループ間の比較

同じグループでも、どのようにして読者を集めているのかで、影響力が異なります。だから、別のグループ同士の影響力を比較することは通常できませんが、そうはいっても比較したいと思います。そこで、「目安の目安」になってしまいますが、私の経験からわかったことを紹介します。

<以下はすべて等価(私の独断と偏見で何の根拠もなし)>
・ホームページグループ:1日100アクセス数(ユニーク数)
・メールマガジングループ:発行部数1000部
・twitter:フォロワー5万人
・SNSグループ:友人1000人

影響がでるまでの時間

ネット媒体によって、影響がでるまでの時間が異なります。

・ホームページのグループ:ジワジワ、影響がでてきます。対象となるホームページがSEOに強ければ、1年間、2年間などのかなり長いスパンで影響があります。ただ、その影響力の瞬発力はメルマガなどに比べると弱く、炭火のようなイメージです。

・メールマガジンのグループ:通常、メルマガ発行から3日以内に効果がでます。3日以内に効果がでないなら、それは効果がなかったということです。即効性がありますが、持続しない、いわばガムのようなイメージです。

・twitter、SNSのグループ:メルマガのように即効性があります。ただ宝くじを当てるようなものですが、「いいね」で広がっていく場合は、メルマガほど効果が持続しないわけではありません。

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