商業出版の実情(まとめ)
まず、前提としてあるのが、商業出版を目指したところで、ほとんどの人が出版できないということです。 出版社は本を出版するにあたり、出版社は200、300万円ほどの負担を強いられるので、よほどの出版企画でない限り企画会議で通らないことでしょう。労力やお金をかけたのに、本さえ出版できないとあれば、労力とお金の無駄遣いで終わってしまいます。
しかも、たとえ、商業出版が実現したところで、ほとんどの人の本は増刷できません。つまり、本の出版を「時給」に換算するとバイト並みになりますし、商業出版の条件次第では印税や原稿料の全額貰えなくて、赤字になることさえあります。また、増刷しなければ思うほどの影響力もなければお金儲けもできません。そして、1年後には、自費出版と変わらない事態に陥ります。
※)商業出版した人の8割は、このような事態に陥ることでしょう。
しかも、商業出版で、本を自らのビジネスに直結した内容にできるのは、ほんの一握りの著者だけです。大抵、本を出したところで、リアルのビジネスに直結しないものになってしまいます。